手洗いうがいだけじゃダメ!感染予防に欠かせない加湿器の子育て家庭ならではの選び方。
手洗い・うがいは感染予防の基本中の基本!!
いよいよ本格的な冬になってきて、インフルエンザやノロウイルスの脅威を身近に感じる今日この頃。特に小さい子供やお年寄りのいる家庭では気をつけておかないと大変なことになる。
ところでタイトルにも書いたように手洗い・うがい以外に感染予防においてかなり重要なポイントがあるけれど、皆さんお忘れではないだろうか?
それは何かというと・・・・
加湿!!!!
子供たちがお世話になっている小児科の先生は、口うるさく加湿の大切さについていつも話されているから、侮ってはいけないポイントだ。
なぜ加湿が大切なのか?
なぜインフルエンザは冬に流行るのか?
それは、ウイルスが低温・低湿じゃないと生きられないから。
逆に人間の喉や鼻や気管支の粘膜は、乾燥によって弱くなり、防御力が落ちてしまう。
だから冬は感染症にかかりやすくなってしまう。
子供たちの主治医はいつも室内の温度を20℃以上、湿度を50〜60%に保つようにと言っている。これはウイルスを不活性化させることができ、さらに私たちの喉や鼻を乾燥から守ってくれる温度と湿度。“温度は20℃以上あるけれど湿度は30%しかない”では意味がない。温度と湿度の両方がこの基準値をクリアしていることが大切。
ただし、湿度が60%を超えると一気にカビやダニの繁殖が活発になってしまうから、湿度はあくまでも50〜60%の間を保つことも忘れてはいけない。カビやダニも喘息などのアレルギーの原因物質だから気をつけないと!
そして、子どもたちが遊んだりご飯を食べたりするリビング・ダイニングだけでなく、寝室の温度と湿度もしっかり管理することをお忘れなく。
子どもがいる家庭のための加湿器の選び方
湿度50〜60%という細かい数字をコントロールするためには、やっぱり機械に頼るしかない。
ということで加湿器。
おすすめ加湿器はそれ専門のサイトの方が私なんかより数百倍詳しいのでそちらで見ていただくとして、去年我が家が加湿器を購入した時、超悪ガキ1歳の長男にいたずらされないという観点で選んだ時の話を書きたいと思う。
①チャイルドロックがあるかどうか
去年の今頃、2歳を目前にした長男はとにかくダメと言われたことは全部やりたい、スイッチは全部押す、叱っても効果なし泣…というかなり面倒なヤツだった。今はだいぶマシになってきたけど…
なのでまず必須条件だったのが、
チャイルドロックがあるかどうか!
これがあれば知らない間にスイッチを押されても心配ない。”気づいたら加湿器が止まっていた”なんてことがないように。
②子どもに倒されにくいかどうか
次に考えたのは、倒れにくい形状のもの。
できるだけ縦長ではなく、箱型のもの。万が一長男に押されても倒れにくい物がいいと思った。
加湿器が倒れたら大惨事になる。でもそういうことをやってしまうのがこの年頃の子ども。
加湿器に触れないように柵で囲うことも考えたけど、それだと部屋のかなりのスペースを奪われてしまうからやめた。だからそのまま置いていても倒れにくい形であることはかなり重要なポイント。
③万が一の火傷防止
もし蒸気に触れてしまっても火傷をしないものということで、お湯の蒸気を出す方法で加湿するスチーム式は却下。
ずっと加湿器が動きっぱなしで湿度が高くなりすぎても困るから、加湿器自体が部屋の湿度を感知して自動で動きを調節してくれるタイプのものが楽チンだから、これも条件の一つだった。
④喘息持ちにはありがたい、カビ除去機能
ナノイーかプラズマクラスターが付いているものだと、カビを除去する効果があるから、加湿器を使用していることで、もし湿度が高過ぎの状態になっててしまっても安心。
ついでにウイルスや菌にも効果があるし、小さい子どもがいる家庭にはありがたすぎる。
去年買った加湿器はLDKで使うためのものだったから、静音性は特に気にせず…結果広い部屋を十分に加湿できる性能があって箱型の気化式加湿器を購入して使っている。
ちなみにこちら↓↓
パナソニック 加湿機 気化式(ナノイー・DCモーター搭載) ~42畳 ホワイト FE-KXF15-W
幸い今の所子どもたちのイタズラの被害にもあっていないし、快適に使えている。
もしエアコンや電気ストーブを使用されているご家庭で、加湿器がないなら早急に準備することをおすすめします!!
加湿器と合わせて常備しておくべきもの
この時期は除菌スプレーを用意しておくことも、かなりおすすめ!
こちらは、本来アルコールが効かないはずのノロウイルスも殺菌できる、卵由来の成分が入った超安全なアルコール除菌スプレー。
去年ノロにかかって大変な思いをした私は早速用意して使ってます😓(詳しくはこちら→★★)
『備えあれば憂いなし』ということで、この冬を元気に乗り切りましょう!
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