母乳育児の疑問③乳腺炎の治し方。

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授乳中のママにとって一番恐ろしいのは乳腺炎。

 

めちゃくちゃ痛いし高熱が出る。

 

絶対になりたくないと気をつけているけれど、

何度かなったことあります。

 

私が実践している乳腺炎予防対策はこちらをご覧ください→

 

今まで何度かやった乳腺炎の原因は

 

・長男出産後すぐでおっぱいに関する知識が全くなく、おっぱい固くなったなー

と思って放っておいたこと。

 (詳しくはこちらに書いてます→

 

・付けていた下着が合わず、乳腺を圧迫してしまったこと。

 (表記サイズ上問題ないはずなのに。授乳用ノンワイヤーブラでもなりました泣

  数時間付けていて軽い痛みを感じて鏡を見ると真っ赤に腫れてました泣)

 

・旅行先で出た食事が脂っこすぎて。

 (メニューが選べないときは辛い・・・)

 

・子どもが体調不良で食欲が落ち、ほとんど飲んでくれなくなったとき。

 (一生懸命搾乳したけど追いつかず泣)

 

・風邪薬の副作用で。

 (飲んでみないとわからないので、授乳期間中初めて飲む薬には要注意)

 

 

ざっとこんな感じです。

 

 

気をつけていてもなってしまったら、治すしかない!

ということで、私流乳腺炎の治し方をご紹介します。

 

①とにかく頻回授乳

経験上、これが何よりも大事。乳腺炎になっているということは、おっぱいのタンクである乳腺が詰まって炎症を起こしている状態。だから詰まっているものを取らないといけない。素人の私が搾乳したって、赤ちゃんの吸う力には到底敵わない。でも、前回の授乳から時間が経ってなさすぎると、お腹の空いていない赤ちゃんは少ししか飲んでくれないから、結局余ってそこからまた新しい炎症が起きたりするのでそのバランスが難しい。私は乳腺炎になったら、赤ちゃんの様子を見ながらMAX2時間以内に授乳するように心がけている。

 

 

 

②軽い断食をする。

まず、おっぱいの原料となるのはママが食べたもの。

だからできるだけおっぱいが生産されないよう、軽い断食をする。基本的には赤ちゃんが乳首を吸う刺激によって母乳は生産されるけど、授乳中はすこーしずつ、おっぱいの中に母乳が染み出てきている。このすこーしずつ染み出ている母乳を出来るだけ出ないようにすることが目的。でも何も食べないと動けないので、軽ーく塩むすびとか、お豆腐とか食べてもおっぱいが張らない物を少量ずつ食べる。もちろん、肉、油の多い魚、揚げ物、乳製品、スイーツ等の高カロリーのものは厳禁。

 

 

③授乳するときは必ず乳腺炎になっている方のおっぱいから。

飲み始めの方が勢いよく飲んでくれるのと、仮に片乳だけでお腹いっぱいとなっても大丈夫なように、かならず乳腺炎になっている方のおっぱいから授乳し、続けてもう片方を授乳する。

 

④しこり部分の延長線上に赤ちゃんの下あごが来る体勢で飲ませる。

これは助産師さんに頂いたアドバイス。赤ちゃんの下あごの延長線上の乳腺が一番飲んでくれる量が多いのだそう。私はおっぱいの外側、脇のあたりに一番しこりができやすいから、横抱き(フットボール抱き)で赤ちゃんを横向きに寝かせて授乳する。こうすれば、赤ちゃんの下あごの延長線上が自分の脇になるから、しこりの部分を重点的に吸い取ってもらうことができる。

 

⑤授乳中はしこりを押し流すようにマッサージしながら飲ませる。

これも助産師さんに教えて頂いたこと。円を描くようなマッサージはかえって乳腺炎を悪化させるから絶対にダメ。しこりを乳首に向かって真っすぐ押し流すように手で何度もマッサージしながら授乳する。ポイントは真っすぐ、真っすぐ。

 

⑥キャベツ湿布

キャベツは炎症を取る効果がある薬草なのだそう。しこり部分にキャベツが当たるようブラに仕込む。患部を冷やす効果もあるから、母乳の生産を押さえることも出来る。ただし、ブラはできるだけゆるゆるの締め付けがないものを選ぶようにする方が良い。

 

⑦発熱したらロキソニンに頼る

発熱してどんなにフラフラでも頻回授乳をしないと乳腺炎は絶対に治らない。39度も発熱したら、授乳で座ることさえかなりしんどい。だから、そういうときには薬に頼る。

ロキソニンは産婦人科で産婦さんに処方される薬だから、授乳中に飲んでも害はない。

ちなみに乳腺炎の発熱は、風邪ではないからロキソニンで熱を下げたらかなり動けるようになるからありがたい。ロキソニンは一回一錠、二度目に飲むときは6時間以上あけて飲むことをお忘れなく!

 

この方法で、だいたい2〜3日ぐらいでほぼしこりがなくなります。

個人差や炎症の程度にもよると思います。

 

特に初めて乳腺炎になった方は、早めに産婦人科の母乳相談や、おっぱいマッサージを開業されているところに頼りましょう。乳腺炎になっているときは、マッサージは正直痛いけれど、治るのは早いと実感する。助産師さんは、産後もママの強い味方なのだ!

 

ちなみに乳腺炎にはごぼう茶が効く。

味はめっちゃごぼうですが笑

普段から乳腺炎対策として飲むのもおすすめです。

 


あじかん 国産焙煎ごぼう茶 1g×20包